売上の計上基準はどのタイミング?

Q:売上を計上する基準はどのタイミングが正しいのでしょうか?出荷した時点でしょうか?それとも取引先が検収した時点でしょうか?

A:売上を計上する時期とは、「お金をもらったとき」と考えがちですが、基本的に、税務署は入金時に売上計上することを認めていません。この、いつの時点で売上を認識するかということを「売上の計上基準」といいます。主な基準は次のとおりです。

1.出荷基準

自社が商品を出荷した時点で売上を計上する基準です。商品を倉庫から出したとき、トラックに積み込んだとき、得意先の指定した場所に搬入したときなどで計上します。物販業など、商品を売買する業者で多く使われています。

2.検収基準

取引先が納品した商品の品質・規格・数量などを検収し、その確認通知を受け取った時点で売上を計上する基準です。主に製造業等の業種で多く採用されています。

3.使用収益開始基準

商品等を販売した際、販売先においてその商品の使用が可能になった時点で売上を計上する基準です。主に土地・建物等の不動産販売の場合に使われます。

4.検針日基準

電気・ガス・水道等の販売の際に採用されます。取引先において電気・ガス・水道等のメーターを検針し、販売を確認した時点で売上を計上する基準です。

5.工事進行基準

工事の期間中において、目的物が完成に近ずくにつれて徐々に収益が発生するとみなし、工事の進み具合に応じて売上と原価を計上し、各会計期間に分配する基準です。主に建設業で使われます。

以上から御社のビジネスの実情に合ったものを選びましょう。