内税表記と外税表記どちらがよい?

Q:4月から消費税率が引き上げされますが、それにともなって価格表記をどうするべきでしょうか?またいつから表記を切り替えるのが良いのでしょうか?

A:2013年10月~2017年3月31日までの期限付きで、外税表記が可能になっています。自社では内税表記と外税表記、どちらで販売していくかの方針について、まずは決めておく必要があります。時期としては、遅くとも2月までには決めておきたいところです。

3月に入ると、特に小売業においては駆け込み需要が発生します。その時期、現場は大混乱しています。その混乱の中で大きな方針を徹底するのは難しいでしょう。そのため2月までに、まずは「どちらでいくか」の方針だけ決めておきましょう。

内税表記ならば、金額を変えるだけ(それでも大変ですが)で対応が可能です。しかし増税分がそのまま価格に上乗せされますので、値頃感が失われる可 能性があります。一方、外税表記なら、商品価格が値上がりした印象は与えずに済みますが、各種金額の表示・表記に手間がかかります。

方針を決めても実際に動きだすのは増税が始まる4月まで待ちましょう。理由は、世論がどちらに振れるか、周囲の状況に合わせたほうが混乱が少ないためです。

仮に、内税表記で進めたものの、周りを見てみたら外税表記が一般的だった場合、お客様が戸惑ってしまう可能性があります。

そのため、外税と内税のどちらにするかの方向性は決めておいた上で、実際に増税が施行されたあとはいつでも修正できるように周囲の様子をよく見ておくことが大切です。何よりもノープランで4月を迎えてしまうのが最悪だと肝に銘じておきましょう。