2023年始動!税額計算の新方式『インボイス制度』

インボイス制度導入の目的

4年の経過措置を経て2023年10月から導入が予定されているのが『インボイス制度(適格請求書等保存方式)』で、概要は下記の通りです。

(1) 消費税の課税事業者は事前に税務署に申請し『適格請求書発行事業者』の登録を受ける。

(2)登録を受けた事業者は、自ら発行する請求書に『登録番号』『税抜価格または税込価格を税率ごとに合計した対価の額及び適用税率』『消費税額等』を記載し、その副本を保存する義務を負う。

(3)(2)のインボイスを受け取った事業者は、消費税の納税額を計算する際にインボイスに記載された消費税額を仕入税額控除することができる。

つまりこの制度では、免税事業者や登録を受けていない事業者が発行する“適格ではない”請求書では、消費税の仕入税額控除が受けられなくなります。

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